シビックタイプR | BRZ | |
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6,370台 ネット市場流通台数 | 7,260台 ネット市場流通台数 | |
70台 月間平均販売台数 | 90台 月間平均販売台数 |
中古車の買取相場はシビックタイプRが137.0~398.0万円、対するBRZは116.0~335.0万円、最高値と最安値の幅がシビックタイプRより小さいです。
シビックタイプRの小売価格は125.0~245.6万円、BRZの小売価格は189.0~237.6万円です。シビックタイプRの価格は安定していますが、ハッチバックの車種の価格は影響を受ける要因が多く変化が激しいです。
よって買取の際はBRZのほうがシビックタイプRより安く買い取られる可能性が高いと言えます。また、BRZのほうが高い値段で販売されるケースが多いです。
BRZ 2.0 R カスタマイズ パッケージの排気量のほうが大きくて、より最高速度や加速力を高めることができます。
シビックタイプR 2.0の駆動形式はFFでBRZ 2.0 R カスタマイズ パッケージの駆動形式はFRです。
FF方式(フロントエンジンーフロントドライブ)はエンジンとトランスミッションが横置きで、ファイナルドライブを一体化したトランスアクスルが一般的だ。FRより走行性能が劣るが、操舵と駆動の両方を行う前輪にかかる荷重が大きいため、通常の走行では安定性が高い。駆動力を後輪に伝えるプロペラシャフトが不要なため室内を広く作れることがメリットです。
FR方式(フロントエンジン-リヤドライブ)はエンジンとトランスミッションが縦置きで、プロベラシャフトで後輪左右中央付近のファイナルドライブユニットに回転を伝達するのが一般的だ。FFより前後の重量バランスに優れ、加速時に荷重が増す後輪で駆動するため、大きな駆動力を発揮させやすい。駆動輪である後輪のサスペンションをシンプルな構造にできないため、車内スペースを奪いやすい。そのため、走行性能を高めたいスポーツタイプの車に余裕のある大きめの高級車での採用が多い。
駆動形式は両車で異なります。シビックタイプR 2.0は直列4気筒DOHCでBRZ 2.0 R カスタマイズ パッケージは水平対向4気筒DOHCです。
直列エンジンは構造が簡単なために、メンテナンスにあまり手間がかからない、比較的軽量なエンジン。
水平対向エンジンはエンジンの高さを抑えることが出来、重心を低くおさえられ低振動かつ回転バランスに優れている点がメリットとして挙げられます。
最小回転半径は5.9m対5.4mでBRZ 2.0 R カスタマイズ パッケージのほうが狭い道やUターンには便利です。
運転安定性の指標であるホイールベースを比べると2735mm対2570mmとなりシビックタイプR 2.0のほうが直進安定性に優れていて、車内に伝わる振動が少なくなります。
2台とも機械式駐車場を利用できない可能性があります。
※ 機械式駐車場判断基準:全高1,550mm*全長5,000mm*全幅1,700mm以下
シビックタイプR 2.0とBRZ 2.0 R カスタマイズ パッケージの安全装備と室内装備を比較してみます。
シビックタイプR 2.0が装備しているレーンアシストは車線から外れそうになると、ドライバーに警報が発せられるとともに一定の条件下で、ハンドルの動きを適切に制御する。
シビックタイプR 2.0が装備している車間距離自動制御システム(ACC)は前を走る車との車間距離を一定に保ちながら、一定の速度での走行を自動でしてくれる装置です。
2台とも装備している横滑り防止装置はカーブを曲がるときに車がカーブの外側へのふくらんだり、内側へ巻き込んだりする挙動を防止して安定した走行をサポートするシステムです。
シビックタイプR 2.0のほうが安全装備を多めにつけられています。