新しい車を購入する際にシビックタイプRとスカイラインGT-R、どちらを購入するか迷う方も多いのではないでしょうか?走行性能、燃費、価格などあらゆる側面から2台を比較していきます。
シビックタイプR | スカイラインGT-R | |
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6,280台 ネット市場流通台数 | 2,880台 ネット市場流通台数 | |
70台 月間平均販売台数 | 30台 月間平均販売台数 |
人気では「シビックタイプR」が上です。
シビックタイプRは1997年に発売されましたハッチバックです。現在、中古車販売サイトに流通しているシビックタイプRの中古車の台数は約6,290です。月間で平均で約80台が成約しています。2023年の人気ランキングは全モデル中で270位です。
比較対象のスカイラインGT-Rは1989年に発売されたクーペです。現在、中古車販売サイトに流通しているスカイラインGT-Rの中古車の台数は約2,880台です。月間で平均で約30台が成約しています。2023年におけるスカイラインGT-Rの人気ランキングは全モデル中425位です。
シビックタイプRの買取相場は137.0~398.0万円、スカイラインGT-Rの価格帯は137.0~398.0万円、上限と下限の価格の差(価格帯)がシビックタイプRよりスカイラインGT-Rの方が小さいです。
シビックタイプRは125.0~245.6万円、スカイラインGT-Rは223.7~499.9万円です。両車とも似たような価格帯に属しています。
よって買取の際はシビックタイプRのほうがスカイラインGT-Rより安く買い取られる可能性が高いと言えます。また、スカイラインGT-Rのほうが高い値段で販売されるケースが多いです。
シビックタイプR中古車のもっとも売れている年式は2007(692台)、価格範囲は137.8~233.3万円、対してスカイラインGT-Rは年式は1995(219台)、価格範囲は253.8~468.0万円となります。シビックタイプRの最多走行距离は7〜8 万km(298台)、価格範囲は137.5~231.3万円、一方スカイラインGT-Rは199〜200 万km(180台)、価格範囲は253.0~468.0万円です。
下記代表的なグレード、シビックタイプR 2.0とスカイラインGT-R 2.6 4WDの燃費性能を比較してみます。
タンクの容量はシビックタイプR 2.0が46LでスカイラインGT-R 2.6 4WDが65Lとなっています。燃費はJC08モードで12.8km/L対7.3km/Lなので、燃料を使い切るまで走ると航続距離は588kmと474kmになります(理論値)。シビックタイプR 2.0の場合、長距離旅行でもガソリンスタンドを探す必要はそこまでございません。
2台ともundefinedが使われています。年間1万km走行した場合の燃料代は105,468円対184,931円となり、スカイラインGT-R 2.6 4WDはシビックタイプR 2.0より79,463円のガソリン代が必要です。
※ ガソリン代金レギュラーは125円、ハイオクは135円と軽油は105円で統一。
スカイラインGT-R 2.6 4WDの排気量のほうが大きくて、より最高速度や加速力を高めることができます。
駆動形式は両車で異なります。シビックタイプR 2.0はFFでスカイラインGT-R 2.6 4WDは4WDです。
FF方式(フロントエンジンーフロントドライブ)はエンジンとトランスミッションが横置きで、ファイナルドライブを一体化したトランスアクスルが一般的だ。FRより走行性能が劣るが、操舵と駆動の両方を行う前輪にかかる荷重が大きいため、通常の走行では安定性が高い。駆動力を後輪に伝えるプロペラシャフトが不要なため室内を広く作れることがメリットです。
4WD方式(Four Wheel Drive)は全輪駆動で未舗装道路や悪路でも強さを発揮します。燃費が悪いのが欠点ですが牽引力に関しては右に出る車はありません。
シビックタイプR 2.0の駆動形式は直列4気筒DOHCでスカイラインGT-R 2.6 4WDは直列6気筒DOHCです。
直列エンジンは構造が簡単なために、メンテナンスにあまり手間がかからない、比較的軽量なエンジン。
最小回転半径は5.9m対5.6mでスカイラインGT-R 2.6 4WDのほうが狭い道やUターンには便利です。
運転安定性の指標であるホイールベースを比べると2700mm対2665mmとなりシビックタイプR 2.0のほうが直進安定性に優れていて、車内に伝わる振動が少なくなります。
2台とも機械式駐車場を利用できない可能性があります。
※ 機械式駐車場判断基準:全高1,550mm*全長5,000mm*全幅1,700mm以下
室内の容積は3.24m³対2.75m³です。乗車定員は両車同じ4名ですので、室内容積で割ると約0.81m³対0.69m³のスペースが1人あたりに割り当てられます。
シビックタイプRはスカイラインGT-Rと比べると、長さと比べると、長さ+125、幅+65、高さ+55mmです。シビックタイプRの室内空間のほうが大きいです。軽快な走りをするために気になる重量ですが、150kgほどシビックタイプRが軽くなっています。
シビックタイプRの内部の長さは長いので、座るときリラックスできます。
シビックタイプR 2.0とスカイラインGT-R 2.6 4WDの安全装備と室内装備を比較してみます。
シビックタイプR 2.0が装備している横滑り防止装置はカーブを曲がるときに車がカーブの外側へのふくらんだり、内側へ巻き込んだりする挙動を防止して安定した走行をサポートするシステムです。
シビックタイプR 2.0のほうが安全装備を多めにつけられています。
人気・販売価格・燃費性能・走行性能・ボディサイズ・安全装備で2車種を比較していきましたが、5勝1敗0引き分けでシビックタイプRが優勢となりました。ガソリン代を節約したい方なら、シビックタイプRをお勧めします。走りを楽しむ事を目的とした場合、スカイラインGT-Rをチョイスしたほうがいい。現車確認や試乗をしてみて納得するまで比較してください。その際に、このVSページを少しでも参考にして頂けたら幸いです。